画像付きLAN張り’97秋物語  その(2) →(3)

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自宅から事務所までは勝手口を出て歩いて13歩。1歩70cmとして9.1m。ちなみに「社会の最小単位は夫婦、伴侶を大切に」を生きる指針(のひとつ)にする私は毎朝たったこれだけの距離を“通勤する”のですが「行って来ます」と「ただいま」という妻への挨拶は欠かしたことはありません。

さて、コンピュータ間は直線距離にしておよそ18m。ところが隣とはいえ別の敷地になっているためどうしても自宅の壁をぶち抜かないとLAN用ケーブルを屋外に出せません。しかも、ケーブルは地面を掘り返してパイプを入れて配線するのか、はたまた空中を通さねばなりません。 自宅PCから家中むき出し壁配線では美観上好ましくないし・・・。事務所内に配線をするためにはもう一枚そちらの壁もぶち抜かなければならないし・・・。Oh, my God! 第一幕から難問噴出、はたして無事LANは張れるのでしょうか。

がしかし、神は志あるものに味方して下さった!

ここで心強い助っ人登場。先生とはほぼ相似形の好青年。中学生のように見えるのですが、話す内容はひとかどのSE。英語の発音もなかなかのもので、もしかすると「英語の発音物語」のエッセンスを身につけつつあるのか、と思われるそんな彼の働きで何度となく窮地を切り抜けることができたのです。第二話 完 → 第三話へ