受験が終わって
第5部 戦う戦死,イヤ,戦士たちとの再会。楽しい会話+よっちゃんの料理=う〜ん,最高にベターですねェ。 |
東横線都立大学前→(徒歩)→@割烹すずき→A全員集合→(徒歩)→B都立大学前→(東横線)→渋谷のホテル 割烹すずき 元・陸の王者たち |
@なんだコリャ!?それにしてもヒドイ地図 上京する前に電話を入れて,「よっちゃん?あ〜,久しぶり。今度家族で東京行くんやけどネ,あの〜,よっちゃんとこで食事したいやけど。かまへん?」「おお〜,イチカワ君。家族旅行か,イイネ。腕によりかけて作るよ。」「そいで,できたらネ,築地案内してほしいねんけど。かまへん?」「かまわネエよォ。どこでも連れてってやるよ。」「ありがと。そいでネ・・・」と,いろいろ打合せをして,念のため駅からお店までの地図をファクスしてもらっていました。 久しぶりの御上りさんにとっては唯一頼りになる命綱なのに!まったくいいかげんな地図。道路の本数も周囲のお店も・・・なんとなく気分で描いたという代物。「イヤ〜,悪るいナ〜。(東北訛で)みんな,よく間違えるのヨ。こないだもTV局の人がサア,とんでもないところまで歩いてって・・」「何言うとんの。あ,あ,当たり前やん。そんなん,当たり前やわ。道の本数も角のお店も違うし。これ配ってんの?よ〜やるわ。ホンマ。」と早くも楽しい会話が始まりました。家族を紹介してカウンターの中に入れてもらって記念撮影。 入り口の小さな小さな庭。看板のない玄関。白木の分厚い一枚もののカウンター。人間国宝がつくったという備前の焼き物。日本風のあかり,等々。なかなか良い感じ。 昔話をしているところへピアノのレッスンからの帰り道,よっちゃんの長男登場。これが我が家の息子にそっくり。名前まで“竜”の字がついていて。。アレ?太郎だったか??ちょっと忘れてしまいました。とにかくよく似てた。お互い「おとっつぁん」だよ。責任重いね。 人生順風満帆の好事ばかりではなく,苦しい努力沈潜の時期があります。勿論私も何度か経験しています。その時いつも浮かぶのが元・陸の王者の面々。その笑顔。「あいつらも頑張っているんだから」とか「再会したときに胸を張って語り合いたいから」等々,自分を励まし奮い立たす基準というか物差しというか,大変なときほど思い出す仲間たち,ありがたい存在です。 ただ,よっちゃんと話した通り,最初は景気の良い話しで始まって,少し酔いが回ってきたら本音,つまり「東京は厳しいんだから,市川さん。」「成績出さなきゃもうゴミと一緒だよ。ダメだもん。」「先輩,飛び出すしかないよ。勝負だよ。」「教育費だって月にウン十万かかっちゃうんだから。」という現実の話しが出て,最後はそれでも明日に向かって「さあ,頑張るぞ!」と明るく立ち上がる。まったく予想通りの展開でした。 反省からここでは,適当に席をかわりました。お陰で皆とじっくり話し合えました。一番喜んだのが竜太郎。親としても驚くほど話題が豊富で,40歳半ばの大人と結構渡り合っているのです。皆もそれを楽しんでくれて,次々難問,禅問答を繰り広げます。ちょっと見直した。なるほど,頼もしい。 それから,よっちゃんの料理は最高でした。それもそのはず。今朝一緒に築地で仕入れてきた新鮮な素材を贅沢に使ってくれて,エッ!この料金でイイの?ごちそうさまでした。 このホームページをお読みになった方も是非寄って下さい。「いちかわくんのホームページ見たの」と声をかけてくれるとビールを一本奢ります。 B記念撮影 |